初めてお会いする相手と商談するとき、自己紹介はどちらが先に行いますか?
私は以前、自己紹介は、受注側である自分が先に行うのが礼儀かなと思って、できるだけ自分から自己紹介をするようにしていました。
でも今は、できるだけ、相手の自己紹介の「あと」にするようにしています。
なぜかというと、簡単な自己紹介ならいいのですが、自分の経歴や強み、サービス内容も含めた紹介を「先」にしようとすると、どこを重点的に話していいかわからないからです。
できるだけ、相手が聞きたいことを話したいし、相手のニーズにマッチした強みを強調したいわけです。
そうすると当然、相手の話を先に聞く必要があります。
なので、少し失礼かなとも思いつつ、「まずは、今回お問い合わせいただいた経緯などをお伺いしてもよろしいですか?」と言うようにしています。
小さな話ですが、商談の冒頭から、分厚い会社紹介資料を出して、あまり興味のない部分の話を延々とされると、相手にはネガティブな印象しか残らないので、注意したほうがいいと思っています。